秋の夜長に……感傷的になりたい時にオススメの小説
こんにちは、専業主婦のなるなるです。
オススメの小説をシリーズ化しようとしておりますが、本日は「ちょっとアンニュイな気分なの♡」というあなたに贈る、
感傷的になりたい時にオススメな小説です。
女性向きかな。
これが結論だ!というハッキリした結末を求めるのではなく、その本の世界観に浸るのが目的って感じの小説を集めてみました。
秋の夜長に軽く読む、 ほんわか優しい小説たち
主人公の強い感情やスリルとサスペンスの展開、トリックにラストのどんでん返し…。
そんな内容だと疲れてしまうから、もう少し優しく読みやすいテイストがいいなぁっていう時、ありますよね。
夜、寝る前にゆったり読めるような、そんな小説をご紹介しましょう。
- 癒し系がいい
- 文字数は少な目が良い
- 優しい気持ちに浸りたい
- 激情はいらないが、募る想いを描いた話が良い
なんていう方にオススメですよ。
今日は川上弘美さんの著書から2冊ご紹介します!
古道具中野商店
なんとも焦れったい、けれども少し幸福な感じの恋模様。ほんわりとした友情。
私が人間関係に疲れた時に、この世界に浸って癒された1冊です。
なんだかいいなぁ、こういうの。
そう思えるほっこりした小さなお話が詰まっておりました。
ちなみに川上弘美さんは短編を得意とする方なのですが、図書館で借りたハードカバーの中でも特に、文字も大きめ、文章の周りの空白も多めという文章量が少ない作家さんでした。
だからといって内容が薄いわけではありませんよ!それだけ吟味された1文を寄り集めたのだろうなぁ、という感じ。
というわけで、文章量が多いと疲れてしまう方にも読みやすいかと思います。
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センセイの鞄
小泉今日子さん主演で映画化もされているので、川上弘美さんの著書の中でもご存知の方ご多いタイトルかと思います。
駅前の渋めな居酒屋さんで育まれる、大人のプラトニックな恋愛です。
歳の差いくつ!?と驚きましたが、純愛ってこういうことなのかなーと考えさせられるお話です。
淡い恋、2人だけの世界。
そういうものにどっぷり浸りたい時にオススメ。清潔感のある静かな感じで、大人の恋愛かと思いきや、不器用で可愛らしくもあります。
居酒屋さんの常連になって、他の常連さんと仲良くなって……という生活に憧れがある私にとっては、地味というよりも寧ろ最高な出会い方でした(笑)
ちなみに映画はAmazon プライムビデオで視聴できますよ!
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