怠惰な主婦の備忘録

怠けてばかりの主婦なるなるが、思いつくままに日々の記録を書いております。現在はペナン在住のため海外生活の記録が多めです。

堂場瞬一の次に読むべき作家5選!「リアルな組織」から「深い人間ドラマ」へ

こんにちは!事件系小説&ドラマが大好きな主婦です。

今週は堂場瞬一さんの警察小説シリーズの魅力をお伝えしてきましたが、前回までの記事はいかがでしたでしょうか?

「もう既に読んでいるよ~!」という方や、「気になるシリーズは読んでるけど、他にもコレ系の作家さんはないの~?」という方のために

これが好きな人は、次にこれを読めばいいんじゃないかなっていう提案を今日はしていきたいと思います。

堂場作品の魅力である「組織のリアル」と「孤独な刑事の熱量」を継承しつつ、さらに読書の幅を広げるための作家選びは重要ですから。

更なる積読のススメってやつですね。罪深いわ~(笑)

 

 

【あなたの次の推しを探す】堂場作品の魅力と求める「次の作品」とは?

あなたは堂場瞬一作品の、どこに魅了されたのか。

次を探すための手がかりとして、まずは堂場作品の魅力について振り返っておきましょう。

(地道な捜査ですね!わかります。)

  1. 組織のリアル: 冷徹な組織論や警察内部の空気感。確かな取材力によるリアルさ。

  2. 孤高の熱血漢: 『鳴沢了』のような、組織と衝突しながらも信念を貫く主人公の姿。

  3. 地道な捜査: 『追跡捜査係』のような、足で稼ぎ、執念で証拠を積み重ねるプロの職人芸。

ざっとこの3つを挙げてみましたが、当てはまりますでしょうか。

他にもありましたら、コメントでも教えてください!

さて。

こんな感じの作品が好きなんだな~ということがわかったら、次なんですが…。

面白そうなんで、AIに聞いてみましょう☆

AIが提示する5つの選択肢。私が選んだ「柚月裕子

堂場瞬一の警察小説が好きだという前提を伝えた上で、AIが提案してきたのがこちたです。

 ↓ ↓ ↓ 

堂場作品の読後感を満たしつつ、新たな刺激を与えてくれる作家として、以下の5名をフラットな視点で推薦します。

No.

作家名

堂場作品との共通点

作風の特色(簡潔な紹介)

1

柚月裕子

社会派の深さ、熱い人間ドラマ

事件の裏にある人間の業や悲しみを深く描き出す、社会派ミステリの旗手。

2

横山秀夫

組織と個人の対立、孤独な主人公

警察組織の組織論と権力闘争をテーマに、個人の葛藤を重厚に描く。

3

今野敏

緻密な警察組織論、プロフェッショナルさ

冷静なキャリア官僚や現場のプロフェッショナルな活躍を描く。

4

佐々木譲

ハードボイルドな世界観、骨太なテーマ

警察官の孤独な宿命と、社会の闇に切り込む骨太なストーリーが魅力。

5

麻見和史

冷静な捜査、プロファイリング、チーム戦

緻密な情報分析とプロファイリングを駆使し、チームで事件を追う。

 
【緻密な捜査とチーム戦】今野敏麻見和史のプロフェッショナル派

実は「堂場瞬一作品のシリーズを紹介するために作品リストをまとめてほしい」と依頼したところ、間違えて入り込んでいたシリーズが今野敏「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ」でした。

警視庁だしね。間違っちゃうよね。

途中まで私も「まだ知らんシリーズあったかー」って信じてましたし。

で、知らんシリーズ調べたら違う作家でした(笑)

3. 今野敏:組織論とチームワークの王道

警察小説の王道的な面白さを求めるなら今野敏さん。

緻密な警察組織論をベースにしつつ、『警視庁強行犯係・樋口顕』シリーズのような「組織派の正統」な主人公の活躍を楽しめます。特に現場のプロである『東京湾臨海署安積班』のチーム戦は秀逸です。

ドラマ化もされている作品がありますし、わかりやすさもありそうですね。

5. 麻見和史:データとプロファイリングの冷静な捜査

より現代的で冷静な捜査描写が好きなら麻見和史さんです。

派手なアクションではなく、緻密な情報分析やプロファイリングを駆使して、チームで難事件を解決していくプロセスが魅力。堂場作品の持つ「冷静さ」を深掘りできます。

追跡捜査係の西川を基準のような分析派が好きなら、こちらでしょうか。

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【組織のリアルを極める】横山秀夫佐々木譲のハードボイルド派

2. 横山秀夫:組織の壁に挑む孤独なプロフェッショナル

堂場さんの「組織のリアル」に最も近いのが横山秀夫さんです。事件解決よりも、警察内部の権力闘争組織防衛の論理に焦点を当てます。

主人公が組織の巨大な壁の中で、いかに個人の良心を保てるかという重厚なテーマが好きな方におすすめです。

以前に64(ロクヨン)の映画を観たんですが、すごく良かったです。佐藤浩市さんもバッチリな配役で。いい話ではないんですが、満足感たっぷりのストーリーでした。

4. 佐々木譲:骨太でハードボイルドな世界観

『刑事・鳴沢了』シリーズのような熱血漢や、孤独な宿命を背負う主人公が好きなら佐々木譲さんです。北海道の警察組織など、地方を舞台にすることが多く、社会の闇に切り込む骨太なテーマ設定が魅力です。

 

私が選んだのは「柚月裕子」でした

柚月裕子さんは事件そのものの他に、やはり登場する刑事や事件関係者などの人間性を緻密に描いている印象があります。

女性作家の作品としてイメージするものよりも、ずっと無骨で、なんというか男臭い小説です。知らずに読んだら男性作家だと感じそう。

なぜ、この5名の中で「柚月裕子」を選んだのか?

この5名はそれぞれ素晴らしい作家ですが、私が次に読む作家として柚月裕子さんを選びました。

なぜなら元々好きだから

えぇぇー。

うん、わかります。わかりますよ。結局過去に読んで好きになった人が一番だよってなるのよね。

まぁ今回は新しい誰かを探すよりも、同じく警察小説が面白いということで思いついていた柚月裕子さんの作品の方が気分だったんですよ。

それに、第三者(AIだけど)から見てもオススメという根拠を得たって感じです。

「警察組織の中のいち刑事の人生にスポットライトを当てている」というところが、以前に読んだ「サクラ」シリーズと共通しているように感じます。

映画化が多いのも納得なんですよ。

読みたい作品がたくさんあるー!ってことで、この方の作品にターゲットをロックオン☆します(宣言)。

始まる新たな警察小説体験

私は柚月裕子さんを選びましたが、あなたはどの作家さんがお好みでしたか?

よりハードボイルドを求めるのか、より冷静さを求めるのか、より人間ドラマを求めるのか。

悩ましいけれど、次の一冊を選ぶ作業ってとっても楽しいですよね。

積読がたくさんあっても、探しに出たくなってしまうこともあります。ありますよ。そら。

”好き”から繋げて新たな好きを探しに行く。

あなたにも次の好きが見つかりますように。

「名前を見つけてニヤリ」が醍醐味!堂場瞬一の警察小説、シリーズを越えて繋がる世界の楽しみ方

さてさて今週は堂場瞬一フェアを個人的に勝手に開催中です。

2025年に著作200冊ということで、お祝いムードで売り出されている堂場瞬一氏の小説たち。

すごいですね。驚異的な速筆っぷりには脱帽です。

しかも速筆だからって軽いわけでは決してなくて。

すごくリアルな警察組織内部やいち刑事の描写も魅力な、警察小説のシリーズについて今日はご紹介しようと思います。

私がそっちばっかり読んでるからね。

男社会の警察組織が舞台とあって、人によっては全体的にハードボイルド寄りに感じるかもしれませんが、読みやすく会話などのテンポも良くてエンタメ性は高いと私は感じています。

<余談>

めんどうくさいからとAIに構想を頼んでみたら、人物名から何から間違えてて話にならなかったんで、自力でコツコツ書いております。

自分の記憶を頼りに書く方が早かったわ。

ってことで、このブログはAIライティングじゃないので安心して!

 

 

【どれから読む?】警視庁の刑事たちが主人公のシリーズを紹介

色々なシリーズがあるので、主人公を簡単に紹介することでシリーズの全体の雰囲気が伝わればと思います。

またシリーズ間の関係性も、チラホラ~と書いておいたので、「リンクしてるのか~」とワクワクしちゃってください。

1つ気に入ったら、名前が出てきた次のシリーズも読みたくなる。それが堂場作品沼なので。

基本的に刊行順=時系列順の方なので、シリーズを1から順番に読んでいけば間違いないです。古いシリーズから読んでいくと、最新の方で出てくる名前がわかるっていうおまけはあれど、別に順番がひっくり返っていても、この程度なら差支えはないかと思います。

刑事・鳴沢了シリーズ

祖父と父も刑事で自身も幼い頃に祖父から捕り物話を聴かされて育ちったという、3代続く生粋の刑事。厳しい倫理観の持ち主で、どんな小さな犯罪も見逃ないという正義の人・鳴沢了(なるさわ りょう)

他シリーズ内で「独断専行、単独捜査好き」「なんでもない事件に首を突っ込んでは大騒ぎする」と言われている”とんでもねぇ刑事”が主人公のシリーズである。

読むべき1冊目「雪虫

祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。

了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?

※ドラマ化しています

警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ

失踪人捜査課三方面分室の刑事・高城賢吾が主人公。かつては捜査一課に在籍していた高城だが、7年前に一人娘が学校帰りに失踪。何の手がかりも掴めないことから生存を諦めてしまい、「親だけは最後まで信じるべき」と考える妻とは離婚した。

それ以来酒浸りの生活を送るようになり、問題行動が多くなったため、捜査一課を外され所轄など異動を繰り返していたところを、「直感力(人曰く“高城の勘”)」を買われて失踪課に異動となった。

ラストラインの岩倉によれば一時期はデスクに酒を隠し持っていたらしいが、そんな酒浸りキャラの語りで事件を解決に?と逆に興味を持ってしまうかも。

失踪人と未解決事件では結びつきも多く、追跡捜査係の方でもちょくちょく名前が出てくる。

読むべき1冊目「蝕罪」

行方不明者を捜す専門部署として、警視庁に設立された失踪人捜査課――実態は厄介者が寄せ集められたお荷物部署。ある事件により全てを失い酒浸りになった刑事・高城賢吾が配属される。着任早々、結婚を間近に控え、なぜか失踪した青年の事件が持ちこまれるが……

 

※ドラマ化しています

 

警視庁追跡捜査係

堂場作品の代表格ともいえる人気シリーズで、警視庁の未解決事件のみを扱う、難しい局面からしか始まらない硬派な捜査が魅力。

事件には派手さはないものの、キャラクターの魅力から読みやすさ抜群で進んでいくため、エンタメ性もしっかり感じられる。

デリカシーがなく突っ走りがちなキャラの沖田と、頭脳派で几帳面な西川という同期の2人は、何かと嫌味を言い合う相反する性格。それでも事件解決のため、自然と息を合わせていく。2人の会話で進む展開が楽しい。

ちなみに沖田とアナザーフェイスの大友は元同僚で、沖田の捜査(主に聴取)に対しては度々被害者支援課の村野が苦言を呈していたりと、他シリーズの主人公の名前もチラホラ出てくる。

<私が最初に読んだ堂場作品であり、一番のお気に入りシリーズです!!>

読むべき1冊目「交錯」

青山の宝飾店で起きた強盗事件と、無差別殺人犯を止めた男探しと強盗事件。

どちらの事件も捜査が行き詰まり、追跡捜査係の沖田と西川が「別の視点」から捜査をすることになった。互いに気が合わない2人だったが、2つの事件が思わぬ形で交錯し……。

<Audible版「交錯」はコチラをクリック>

※ドラマ化しています



アナザーフェイス

主人公は警視庁刑事部刑事総務課・大友鉄。妻が交通事故で亡くなり、育児との両立のために捜査の現場を離れ、総務課への異動を希望した。無駄にイケメン。

追跡捜査係の沖田とは元同僚で、そちらのシリーズでも度々大友が登場している。

シングルファザーの刑事という、絶対成立しなさそうな組み合わせが新しい。

 

読むべき1冊目「アナザーフェイス」

銀行員の子供の誘拐事件が発生。犯人が要求する身代金1億円の受け渡し場所は、5万人がごった返す東京ドーム横の公園。犯人の特定は困難を極める。

大友は久々の前線復帰に高揚しつつ、一方では事件の裏に“ある違和感”を抱いていた…。

※ドラマ化しています

 

 

2シリーズのコラボ!「アナザーフェイス」×「追跡捜査係」

作者自身が「完全なるクロスオーバーの作品」として書いたという、人気2シリーズのコラボ作品。アナザーフェイスの5冊目というカウントになっています。

私の一押し・追跡捜査係の沖田が大友と共闘という、ファン垂涎のコラボです。

凍る炎 アナザーフェイス5

“燃える氷”メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。殺された研究員が開発していたある技術とは? 

中国人窃盗団による宝石店爆破事件に関わった刑事総務課の大友鉄は、夢のエネルギー資源をめぐる最悪の謀略に巻き込まれていく――。

「警視庁追跡捜査係」シリーズと相互クロスするシリーズ最大の難事件、ここに開幕!

 

 

警視庁犯罪被害者支援課

警視庁犯罪被害者支援課の村野が主人公で、彼は犯罪被害者を守り、支える立場。捜査そのものよりも、その中での人間ドラマを味わいたい方にオススメのシリーズ。

支援課の仕事は、突然の大きな悲しみという状況にある被害者の支えになること。時には捜査のためにデリカシーなく突っ込んでくる刑事たちにも立ち向かい、被害者の心に寄り添って守る。

そのため追跡捜査係の沖田のような人物とは相容れないことが多い。追跡捜査係シリーズ内でも、沖田は度々村野に怒られている。

読むべき1冊目「壊れる心」

月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。

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ラストラインシリーズ

定年まであと10年というベテラン刑事の岩倉剛驚異的な記憶力で、事件に関することならば忘れない。一度聞いた電話番号や過去の事件の詳細などがスラスラと出てきて相手を驚かせている。

ただし女性との記念日や芸能人の名前など、事件とは無関係な物事に関しては普通の50歳のおっさん程度しかなく、さっぱり記憶に残らない。

ちなみに岩倉は、創設時の追跡捜査係に配属されていた人物でもある。

1作目で岩倉とコンビを組む伊東彩香は、後に追跡捜査係にも転属する。シリーズを渡り歩くキャラなので、ぜひ覚えておいて!

読むべき1冊目「ラストライン」

岩倉は捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。

 

<Audible版「ラストライン」はコチラをクリック>

※ドラマ化しています

岩倉の追跡捜査係時代については、短編集で楽しめます。

灰色の階段 ラストライン0<Kindle版>

警視庁総合支援課シリーズ

加害者家族に、支援は必要か?支援課の新たな挑戦が始まる――。

累計85万部突破の大人気シリーズ、新ヒロイン・柿谷晶による新章開幕!

とあるように、被害者支援課→総合支援課へと発展したという展開。堂場作品初の女性主人公ということで、今、注目度の高いシリーズともいえる。

読むべき1冊目「誤ちの絆」

これまでは被害者支援課だったけれど、新たな任務に取り組むべく、名を改め発足した「総合支援課」。

被害者とその家族だけでなく、加害者家族も支援対象に。
新生支援課に捜査一課から異動してきた柿谷晶には、秘密があった。
それは、彼女自身が加害者家族であるということ――。

 

あなたもぜひ、堂場作品警察小説沼課へ♡

速筆多作の堂場瞬一氏の作品は、他にもまだまだあります。

この他に、スポーツ系の小説にも定評があるんですよ。

警察もの、スポーツもの、いずれもしっかりと取材されたリアルさが魅力になっていて、さすが元新聞記者!という感じです。

私もまだまだ読み始めたばかり。

2026年も引き続き、堂場沼でたくさんの事件を追っていきたいと思います!

 

堂場瞬一 警察小説シリーズ徹底ガイド!【最初に読むべき主要3大シリーズはこれだ】

こんにちは!今週は私が2025年にハマった小説家をご紹介していこうと思います。

年末年始のお休みに、読書はいかがですか?

私は今年も引き続きAudibleにハマっていて、朝家事や夜ご飯の支度中に必ず”耳読書”をしています。

この1年でたくさん耳読書で楽しんだのは

という二大速筆ミステリー作家さん達の作品です。速筆さんだから作品数が多いのよ。聴いても聴いても追いつかない!(笑)

先日、中山七里祭りを開催いたしましたので、今週は堂場瞬一推しでいきたいと思います!

↓よろしければ、先日の中山七里祭りの方もお付き合いいただけますと幸いです♡

narunarufmfm.hateblo.jp

 

 

堂場瞬一の警察小説の主要4選!その魅力の深淵へ

もしあなたが今、

堂場瞬一の警察小説を読んでみたらおもしろかったんだけど、作品が多すぎて次に何を読めばいいか分からない!」

と悩んでいるなら、このページはあなたのために書かれていると言えます。

また「何かおもしろいミステリー系小説はない?」と飢えている方で、まだ堂場作品が未体験の方がおられましたら、ぜひぜひこちらの沼までいらしてください。

元新聞記者(しかも警察まわり)という経歴を持つ堂場瞬一氏は、その驚異的な速筆と取材力で、リアリティ溢れる警察小説を次々と世に送り出しています。

「自分の正義」「組織の論理」の板挟みとなる主人公たちの葛藤であったり、時には政治が優先される展開に痛々しくも決着をつけていく姿など、事件と共に主人公たちが何を感じ取っているかを追体験できるような描写が、堂場作品の大きな魅力だと私は感じています。

またシリーズを順に読み進めていくと、時系列順に進み、主人公たちが年老いたり家族との関係に変化がもたらされたりしていて、主人公の刑事としての人生をも味わうことができ、これが熱い読書体験となります。

一方で、その作品数の多さも堂場ワールドの特徴の一つなのですが、これは読者にとって嬉しい悲鳴であると同時に、「追いつけない…!」という悩みの種でもありますよね。

この記事では、数ある堂場作品の中でも特に人気が高く、警察小説ファンとして絶対に外せない【主要4大シリーズ】を厳選してみました。

それぞれの魅力と、最初に読むべき第1作目を徹底解説します。

この記事を読めば、次にあなたが没頭すべきシリーズがきっと見つかりますよ!

 

【目的別】読むべき堂場警察小説 主要3大シリーズ

ここからは以下の4つのシリーズについて、簡単に紹介していきます。

  1. 『刑事・鳴沢了』シリーズ
  2. 『アナザーフェイス』シリーズ
  3. 『警視庁追跡捜査係』シリーズ

警視庁追跡捜査係は私が最初に出会った堂場作品であり、お気に入りシリーズです。実は初心者用として取り上げられることは少ないシリーズなのですが、あえて盛り込んでみました。関連性よりも好きなものから読みたい派には、これもありかなと。


『刑事・鳴沢了』シリーズ

祖父から3代続く生まれながらの刑事・鳴沢了を主人公とした警察小説です。

そのストイックな信念から周りとぶつかることもある主人公。北海道という雄大な舞台で彼が事件に挑むというドラマティックな展開や、組織との軋轢や正義についてが描かれている1作目「雪虫」で、ハマること間違いなし!

正義のためには組織を敵に回すことも厭わない熱い展開がお好みなら、このシリーズがオススメです。

まず読むべき第1作目    『雪虫

堂場瞬一史上人気NO.1警察小説!

祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で殺された老女が、かつて宗教教団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わったことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?

 

 


『アナザーフェイス』シリーズ

2年前まで捜査一課の刑事だったが、妻が交通事故で亡くなり、育児と仕事を両立するために総務課に異動させてもらったシングルファザーの大友鉄が主人公。

イケメンと評されることが多いが、今も亡き妻を想っている本人にその自覚はなく、知人の女性たちからは「無意識過剰」と言われている。荒事が苦手な優男で、一課時代の容疑者逮捕時には大抵一歩下がっていたらしい。

まず読むべき第1作目    『アナザーフェイス』

ある日、銀行員の子供の誘拐事件が発生。大友も、特捜本部に駆り出されることになった。犯人が要求する身代金1億円の受け渡し場所は、5万人がごった返す東京ドーム横の公園。犯人の特定は困難を極める。大友は久々の前線復帰に高揚しつつ、一方では事件の裏に“ある違和感”を抱いていた…。

 


『警視庁追跡捜査係』シリーズ

他のシリーズの主人公たちがチラホラ登場する、堂場ユニバースを感じられるシリーズ。発生から時間が経った過去の未解決事件をベテラン刑事の沖田・西川のコンビが深く切り込み、時には警察内部の組織的な問題ごと掘り起こしてしまうこともある、警視庁内の嫌われ者部署のストーリー。

こわもてで考える前に走り出すタイプの沖田と、完全頭脳派で書類から事件解決を試みるタイプの西川という同期の2人が、互いに反発しつつも協力して事件を解決していきます。

ちなみに沖田とアナザーフェイスシリーズの大友鉄は、捜査一課強行犯係時代の同僚なのでちょいちょい名前が出てきます。

過去を掘り起こす渋めの展開と、両極端なベテラン刑事2人の掛け合いからくるコミカルさ、ちょいハードボイルド気味なキャラクタと、時々話題に出てくる堂場ワールドの主人公たちの名前。

たくさん読んできた人も、これからどれを読もうか迷う人も、このシリーズは楽しめるのではないでしょうか。


まず読むべき第1作目    『交錯

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件――無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる

 

まとめ:あなたの読みたい主人公は誰?シリーズの選び方

これで、堂場瞬一さんの主要な4つの警察小説シリーズを把握できましたね。

では最後に、どれが好みなのか比べてみましょう!


主人公の熱量とスケール感 ⇒『刑事・鳴沢了』
内面の葛藤と静かなハードボイルド  ⇒『アナザーフェイス』
過去の事件を解決する組織の裏側系  ⇒ 『警視庁追跡捜査係』



どのシリーズも、堂場瞬一氏の描く「警察という職業のリアル」と「いち刑事の人生」というドラマ性に満ちています。

単にミステリーというだけでなく、人間の内面を魅力的に描いた小説としても楽しめる堂場瞬一作品。

どのシリーズも時系列順になっておりますので、ぜひぜひ各シリーズの1作目からご堪能ください!

また警察組織特有の単語なども出てくるのですが、とても読みやすく、難解な表現もないためAudibleでも楽しみやすい作品となっていました。

私もAudibleで家事のお供に堂場瞬一作品を楽しんでいるところです。

ナレーターさんも雰囲気に合っていてGood☆でしたよ!

Audibleで楽しみたい方は、↓のリンクからどうぞ!

<交錯 警視庁追跡捜査係  Audible版>

※現在Audibleで聴けるのは、この4シリーズだとこれのみです

※他の堂場作品でAudible化しているものもあります

あなたが読み始めたのはどのシリーズですか? ぜひコメントで教えてくださいね!