本日は大人が楽しめる絵本のご紹介です。
絵本は子供向けだけじゃないっていうのは、もう結構浸透してきているんじゃないかなーと思いますが、小説家が書いた本があるというのは意外と知られていないかも?ということで、こんな選び方をしてみました。
ちなみに私が読んだことのある作品を書いた方で3冊選びましたので、この3冊以外にも小説家が書いた絵本ってたくさんありますよ~。
人気の小説家が書いた絵本3選
この3冊です!
江國香織作「ちょうちょ」
とにかくキレイ!
絵が、言葉が、全てがとても美しい絵本です。
自由に世界を飛び回るちょうちょのお話。
ちょうちょのふわりとした繊細な動きが目に浮かびます。
自由に世界を飛び回るちょうちょ。ささやかな世界。疲れた大人を癒す本でもあるし、ちょうちょが大好きな子供が喜ぶ本でもあります。
西加奈子作「きみはうみ」
日本財団の「海でつながるプロジェクト」という企画の絵本なので、海というテーマは最初に与えられていたそうです。
でも、ただ「海きれいだねー」「色んな生き物がいるねー」で終わらない、違う視点を持ってくるあたりがさすがだと思います。
自分に自信がなくて落ち込んでいる人に読んでほしいな。
宮部みゆき作「悪い本」
私はとにかく宮部みゆきさんが大好きで、一番好きな作家さんです。その方の絵本ということで発売当初に購入したんですが、こんなにも短い文章でこんなにも悪寒がするものなのかと驚いた記憶があります。
あーこわい、こわい。
ちなみに子供には読ませていませんし、読み聞かせてもいません。
たぶん、まだ理解できないから。(怖いからじゃなく、怖さがわからないから)
でもいつか読解力がついてきたら、読んでゾクッとしてほしいな。この本が怖いと感じる人になっていてほしい。