こんにちは、専業主婦のなるなるです。
不要不急の外出は控える
という引きこもり生活が続いていて、食品もまとめ買いして作り置きをする人が多いかと思います。
けれど買い物に行く回数を減らすと、困ってしまうのが
離乳食作りです。
私は離乳食・幼児食コーディネーターの資格を保有していますので、もしかしたら誰かの参考になるかも?と思い、記事にまとめてみました。
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、新鮮な食材を使いましょう。
というのは、離乳食の講習や本でも必ず言われている事。
とはいえ、まとめ買いをして大人の分の作り置きと離乳食の作り置きと……となると、
作業が多くて大変!
しかも、毎日同じ味付けじゃ可哀想じゃない?と思うと離乳食も何品か作ることになるし……。
正直、こんなの続けられないよ!!
なんて疲れきってしまった方はいませんか?
今日は私が実際にやっている、上手に手抜きをしながら離乳食を作り置きする方法をご紹介します。
離乳食の作り置きは1週間で食べ切るのが基本!
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、
- 冷凍でも1週間以内に食べ切ること
- 再冷凍は絶対にしないこと
という2点は、離乳食作りを指導する際に必ず言われていることです。
なのでたくさん作る場合でも、1週間で使いきれる量までにしましょう。
たくさん作るのは、お粥と茹で野菜!
私がよくやるのは、やわらかーく茹でた野菜をストックする方法です。
お粥は言わずもがなのストックなので、ここでは省略しますね。
離乳食の初期だとペースト状の野菜とお粥くらいだし、1日1食なので何とかなります。
ママが辛くなり始めるのは、1日2回食べ、モグモグとたくさん食べ始める7ヶ月頃以降のメニューじゃないでしょうか。
毎回、同じ味付や同じ食材の組み合わせというわけにもいきません。
色々な味や食感に慣れ、より食事に興味を持ってもらえるよう、できるだけバリエーション豊富に食事を作ってあげたいところですよね。
味を変えて色んなメニューを作るなら、まずはどんなメニューにも使えるように、味付け無しの茹で野菜のストックを作っておくのが便利なんですよ!
茹で野菜ストックは、例えばこんな感じで作っています。
- やわらかーく茹でた人参のみ
- 茹でて刻んだ小松菜と、やわらかい人参と大根
- すりおろして加熱した玉ねぎと、やわらかい人参とキャベツ
何となくですが、和風のメニューに合いそうな組み合わせ、洋風メニューに合いそうに組み合わせを作ります。
とろみは必要に応じて。
和風に合いそうな野菜には、和風だしのとろみをつけておくこともあります。
いつも写真のように、それぞれの組み合わせを4個ぐらいずつ、手持ちの中で1番小さなフードコンテナに詰めて冷凍しておきます。
小さいサイズで冷凍していると、使い勝手がとても良いです。
これをどう使っているかは、また後程ご説明しますね。
ちなみに余談ですが、保存するのは個別タイプのフードコンテナを愛用しています。
製氷皿みたいなパックもありますが、私は断然個別タイプ派!
これごと電子レンジで解凍して、お粥の上にかけちゃうのがラクなんです。
加熱後、冷たい陶器の皿に出せば、食材が冷めやすくて時短にもなりますし。
製氷皿で凍らせてから保存袋に移す方法もよく紹介されていますが、凍らせたものを直に手で触るのは衛生的によくないなーと思うし、結局お皿に出して加熱するんだから、個別のコンテナより手間が増えてる気がするんですよね。
手作りもレトルトも、茹で野菜をちょい足し!
先ほど紹介した茹で野菜のストックですが、私はいつもこれを
- 手作りの餡掛け
- レトルトの離乳食
など、味付きのものにちょい足しして使っています。
↑レトルトの離乳食っていうのは、こういうやつです。
- しらすと人参と大根を和風だしのあんかけにしたもの+人参と小松菜の冷凍ストック
- レトルトの鶏肉の豆乳リゾット+人参と小松菜の冷凍ストック
というような要領で、ちょい足しすることで野菜たっぷりになる仕組みです。
こういう使い方をするから、茹で野菜のストックは、あえて小さなフードコンテナで冷凍していたというわけなんです。
市販のレトルト離乳食は”あん”が多くて野菜が少ないなという印象ですので、相性の良さそうな野菜をちょい足しできれば満足度は高め。
お粥が用意してあるから、レトルトは半分の量でいいなーという時が多いので、残りの半分はフードコンテナで冷凍しておいて翌日も同じメニューであげたりしています。
毎日手作りの物を食べさせてあげたいけど、
大変すぎて無理!!
という日には、レトルトやインスタントに頼ることもアリだと思います。
ですがそういう時、インスタントを使うことに罪悪感があるママさんも多いんじゃないでしょうか。
私もそうなんですが、何度もレトルトの封を切っていると、そのうち自分は酷い母親だなって思い詰めてしまうんですよね。
でも自分で茹でた野菜を足すことで、罪悪感を解消し、自分の中で折り合いをつけながら、負担を減らすことができたんです。
冷凍食品やレトルト、粉末を活用していこう
私が今ストックしているのは、生協で買っている冷凍のホワイトソースと、よくお店で見かけるレトルトパウチの離乳食です。
瓶でもいいんですが、ごみ捨てがラクな方を買っています。
レトルトパウチの離乳食は、大抵2回に分けて消費してますね。今日の分を出し、残りはフードコンテナに入れて冷凍。冷凍したら近日中に消費しています。
このレトルトのストックにはとても助けられていて、離乳食を作ることに疲れてしまったママさんには、ぜひ活用して欲しいと思っています。
保存しやすいレトルトやインスタント、こんな時に便利です!
お粥を解凍する時に、うっかり加熱し過ぎて爆発させちゃうことってないですか?
私はよくあります。
レンジを見張らず、すーぐ他のことしちゃうんで(笑)
爆発してお粥のかさが減ってしまった時に、お粥のレトルトを半分くらい足すと、お米も具材も足されるから大助かり!
ピンチの日のために、ストックしておくと安心♡
また鶏レバーなど、自分では用意しにくい食材を使ったレトルトを時々織り交ぜていくのも良いと思います。
レトルトが絶対に悪という訳ではないです!
毎日レトルトは味気ない食事ですが、毎日の食事が豊かになる工夫として、積極的に取り入れていくのは良いことだと思いますよ。
お出汁をとるのがめんどくさい時はこれ!
離乳食の講習を受けた際に、ベビー用の粉末のだし汁と、昆布やかつお節でとっただし汁の飲み比べがありました。
美味しいのはね、実はインスタントでした。
ベビー用は薄めのだし汁でOKなんですが、インスタントの粉末には、保存の関係でどうしても塩分が入ってしまうそうなんです。
塩が少量入っている方が、大人は飲みやすくて美味しく感じちゃったんですね(笑)
それを聞いてから、私は粉末のだし汁はやめました。
一番簡単に出汁をとる方法は、以下の手順。
かつお節から出汁をとる時は、触らないのが美味しさの秘訣ですよ。
この他、コストコによく売っている久世福商店のだしパックや、生協のだしパックも使っています。
生協はかつお節や昆布、しいたけを細かく砕いてパックに入れているだけなので、塩分が無さそうだなーと愛用中です。
余裕があればちゃんと出しをとりますが、どうしても作り置きをたくさんする時はしんどくなっちゃうので。
作業はラクになるけど、インスタントじゃなく健康的な食事
というのが理想なので、悪あがきはしています(笑)
生協はスーパーで買うよりも少し単価が上がることもありますが、便利な商品がたくさんあって助かっているんですよ。
期限を気にせずストックできる、粉末のあんかけストックが便利!
粉末ならば賞味期限が長いので、期限をあまり気にせずストックしておけます。
これだけだと栄養が足りない感じがしますが、自分で茹でた野菜のストックがあれば、立派なメニューの完成です。
お湯で溶いて作った”あん”に、解凍した野菜を足してご飯にかけるだけ!
あんかけご飯とかぼちゃサラダという組み合わせにしたり、野菜たっぷりのあんかけご飯にしたり。
味付け無しの野菜は、レトルトや粉末のベビーフードを組み合わせることでバリエーションが豊富になるので、子供に色々な味や食材を与えやすくなりますよ!
実際に作った調理例
私が週末に作ってストックしていたのは、次のようなものです。
この他にレトルトの離乳食を小分けしたものが2パックほど冷凍してあり、明日はそちらを先に消費します。
私は生協の冷凍離乳食をよく利用しています。
ホワイトソースやトマトソースは少量ずつ作らずにすむので便利だし、粉末のインスタントより良さそうだし♡
今回はうどん麺を購入していますが、
- お粥
- ペーストの枝豆やとうもろこし
- 数種の野菜をペーストにした離乳食初期に使える小さなキューブ
など、便利な商品がたくさんあるんですよ。
またカボチャをレンチンでやわらかくし、潰したものを離乳食1回分の量でラップにくるんだ後にまとめてプレスンシールで包んだものもあります。
こちらは解凍してから少量の粉ミルクで溶きのばしたり、他の野菜を混ぜたりして1品作ります。
隣りに置いてある大きな塊のカボチャは、離乳食ではなくて小学生のおやつ用にお菓子やパンを作る際に使います。
作ったら必ずラベリングを!
必ず1週間で使いきれるようにするため、日付をラベリングしておくのはとっても重要です。
たくさん作るので、冷凍庫の奥の方で化石になってしまうことのないよう気をつけています。
私の相棒はこちら!
100均のマステでミシン目入りの手でちぎりやすいものと、マッキーノック。
マッキーノックはフタがないので、キッチンでは重宝しています。
いかがでしたか?
少しは使えそうな話ができたでしょうか。
離乳食作りに疲れてきちゃったなーと感じているママさんの参考になったら嬉しいです。