通勤・通学にオススメ!中断を恐れなくても良い小説
こんにちは!専業主婦のなるなるです。
オススメ小説シリーズですが、本日はちょっと変わった「中断を恐れなくても良い」というテーマでまとめてみました。
通勤や通学の電車内や休み時間など、ちょっとした空き時間に読書をする方は多いですよね。
けれどその僅かな時間に読書してると、内容の区切りに関わらず本を閉じなくてはなりません。
次に読む時、なんだっけ?と混乱して少し前から読み直す……なんていうことも、ざらにあります。
いいところでぶつ切りにされちゃうのとか、集中しにくい環境って、読書のモチベーションを下げちゃうんですよね(´・ω・`)
というわけで本日は、内容軽め、そして中断しやすい構成という気軽に読める小説でまとめてみました。
連作短編なら、中断しやすく読みやすい
飲めば都
酒好き、かつ読書好きの女性のお話です。
「おぉ、私と気が合いそうな人だ」と思って読みました(笑)
人生の大切なことは、本とお酒に教わったー
という編集者の女性が主人公で、リアルな酒の失敗から人生を学んでいきます。
国語教師だった作者の文章は、丁寧で読みやすい印象。そのせいか、酒の失敗なのに芸能人のエッセイ本とは違って清潔感さえ漂いそうなサラッと感です。
(*^艸^)クスクスw
(¯v¯)ニヤ
なんていう笑いと共に読める、働く女性にオススメな1冊です。
晩酌中に、毎夜1話ずつ読むのも良さそうですね☆
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死神の精度
伊坂幸太郎の中でも、比較的ぶつ切りで読みやすい作品です。
でも、最後までほのかーに繋がっている感もあります。もちろんバラバラでも面白いですが。
1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生【Amazonの紹介文より】
死神という軸がある割に、ホラー感も命に関わる重さや切迫した心理も感じさせず、あくまでエンタメ小説としての軽いテイストを貫いているあたり、さすが伊坂幸太郎さんだなぁと思います。
視点が死神側で、あくまで傍観者(猟奇的に殺しに行くわけではない)というテイストなのが読みやすいポイントなんでしょうね。
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こちらの作品は、昔、映画化もされました。
金城武さんの演じる千葉(死神)が、とっても良かったです。この小説のイメージにピッタリで、楽しく観れました。
AmazonPrimeでこないだ観たばっかりです(笑)
ちなみに小説は続編もあるので、気に入ったら、ぜひ。
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