怠惰な主婦の備忘録

怠けてばかりの主婦なるなるが、思いつくままに日々の記録を書いております。現在はペナン在住のため海外生活の記録が多めです。

一気読み系 おすすめの小説

こんにちは!専業主婦のなるなるです。

秋の夜長には読書でしょ!ということで、今日は本の話題でまとめてみました。

 

なるなるは基本的には読書が好きなんですが、読書熱にムラがあるタイプで、年間で何十冊も読む年もあれば、年間5冊になっちまったよ……って年もあります。

そんな中途半端な読書好きの私ですが、自分が何読もうかなーと迷った時は結構ネットで情報収集してるので、自分もオススメをまとめてみることにしました★

 

 一気読みできちゃう!読書習慣がなくても読みやすい本

まずは普段読書しない人にもオススメしやすい、一気読み系のご紹介です!

 

【一気読み系とは?】

読み出したら止まらない、駆け抜ける面白さの本。または難解な文字や言葉が少なく、理解がしやすいため読みやすい文章の本や、短時間で読破しやすい文章量の本のこと。

「今度〇〇へ行くから、その移動中の暇つぶしに本でも読もうかなー」

なんていう方や、

「連休あるし、たまには本でも読むか!」

なんていう方が気軽に手に取れる感じの本を集めてみました。

 

ちなみに私が「一気読みさせる天才だ」と思っているのは伊坂幸太郎さんなんですが、この方はこの方で1つのテーマとして出せそうなので、今回はあえて外しました。

彼の著書は全部一気読みしてしまいますし(笑)

話題になったことがある本たち 

読書好きさんの間や本屋さんなどで、「この本がおもしろかったよー」と話題になったことがある本や、賞の受賞やノミネートを基準として”話題”としました。

 

神様の裏の顔(藤崎翔)

ちょっと前に父からお下がり(笑)でまわってきた本の中で、1番印象に残った1冊です。

読みやすい文と面白さを兼ね備えています。

皆が口々に「あの人は聖人君子だ」「素晴らしい教師だった」と慕い、神様とまで言われた男性。その男性が亡くなり、通夜に集まった人達が語るエピソードを繋ぎ合わせていくことで、男性の本当の姿が浮かび上がってくるというお話です。

その結末は意外なものだったのでれ最後まで読み終わった後、もう一度最初から読み直したくなるかもしれません。

軽~く一気読みしたい時にピッタリ。

 


 

 

 

浜村渚の計算ノート(青柳碧人

「数学なんか勉強したって、生活の役には立たないじゃん」と思ったことはありませんか?

この浜村渚のシリーズでは、「心を伸ばす教科を重んじ、道徳や芸術科目をたくさん学ばせよう。理数科目は何でも数値化するので、その邪魔になるから大幅削減だ!」という義務教育の大改革が行われた日本が舞台です。数学嫌いには夢のよう(笑)

数学の地位を向上したい集団による事件が起きるけれど、日本は数学を大幅削減してしまったため、警察内にも数学がわかる人がほとんどいない…。

そこで警察に協力して事件を解決していくのが、数学マニア(ヲタク?)の浜村渚というわけです。

読みやすいし、数学を学んだことがない人に向けてわかりやすく解説してくれるので、数学が苦手な私でも楽しく読めました。

シリーズで何冊も出ているので、何冊か読むと「楽しめる数学もあるんだな」と思えてきますよ!

 

※この表紙の本を持ち歩くのに抵抗があるならば、電子書籍はいかがでしょう。

 


 

 

ステップファザー・ステップ宮部みゆき

もうずいぶん前に出版された本です。中学生の頃、友達の誕生日プレゼントとしてオススメしていたっけ…。

今でも好きなので、こちらも加えておきます。宮部みゆきさんの本は大抵の本屋さんで置いてあるので、古くてもオススメしやすいです。

両親が「せーの!」で家を出て行ってしまい、子供だけで暮らしている双子。その家に泥棒に入った男が、ドジを踏んでしまったことから双子の親のふりをすることになるというお話。

だからステップファザー(継父)なんですね。

この双子ちゃんのユーモアあふれる会話センスが軽妙で、それに振り回される泥棒とのやりとりがとても楽しいです。

難しい言葉もなく、主人公が子供なので世界観もわかりやすく、あっという間に読めてしまいますよ。

宮部みゆきさんならではの、人間関係が築かれる様子や人情も描かれたお話です。突拍子もない設定だけれど、ほっこりしていて誰もが読みやすいお話です。

 


 

 

いかがでしたでしょうか。

 

このオススメの小説というテーマは、今後もちょこちょこ載せていく予定です。

「本、読みたーい!」っていう熱が途切れないといいな(笑)